多くのフォトグラファーの方は、自然光で写真に収めることに拘っているように思われます。
特に、ポートレート写真において、その傾向が強いように感じます。
それは、肌の質感や影の陰影がナチュラルに映るという印象が強いからではないかと推察しています。
自然光とは、太陽光線のことを言いますが、それは室内より室外、屋外の方が写真撮影に適しているということを意味しますよね。
であれば、野外での撮影さえすれば綺麗な写真が撮れるということになり、全てのフォトスタジオは必要なくなってしまいます。
しかしながら、室外、特に野外の撮影は、雨の日もあれば風の強い日もあって天候に左右されることは容易に想像ができますよね。
だから、フォトスタジオが要らないという議論にはならないという声も聞こえてきます。
結局、フォトスタジオのように室内の撮影では、照明機材が必要となり、その光が自然光を再現できるかどうかがポイントになってくるということになります。
そこで、今回は、室外での撮影と室内、特にフォトスタジオでの撮影との比較をしてみたいと思います。
そして、当スタジオの照明機材についてご紹介しながらフォトスタジオの利点を見つけていければと思います。
屋外での撮影
メリットとしては、太陽の光を使った美しい写真が撮れます。特にゴールデンアワー(日の出や日の入りの時間)では素晴らしい光が得られます。
夜明けの富士山などは最高のシャッターチャンスですよね。
そして、野外撮影では、自然や街中など魅力的な背景が豊富です。風景やシーンに合わせた演出が可能です。
また、屋外の自由な環境は被写体をリラックスさせることがあります。したがって、被写体の方の自然な表情を引き出しやすいという点も魅力です。
メリットをまとめますと、
1. 自然光が利用できる。
2. 多様な背景がある。
3. リラックスした雰囲気がある。
一方、デメリットとしては、上述で述べた、雨や強風など、天候に左右されるため、撮影できない場合があります。
また、周囲の状況(人の多さ、騒音、光の具合など)を完全にはコントロールできません。
さらに、早朝や夕方など、良い光が得られる時間帯が限られているため、撮影のタイミングに注意が必要です。
デメリットをまとめますと、
1. 天候の影響に左右される。
2. 環境のコントロールが難しい。
3. 時間の制約がある。
フォトスタジオでの撮影
メリットとしては、まずは、屋外の逆で、照明や背景を自由に操ることができ、理想的な条件で撮影が可能です。
つまり、スタジオにはさまざまな背景が用意されており、シチュエーションに応じた選択ができます。
また、他の人の視線を気にせず、リラックスして撮影に臨めます。
メリットをまとめますと、
1. 環境をコントロールできる。
2. 多様な背景をセッティングできる。
3. プライバシーが守れる。
一方、デメリットですが、人工的な環境であるため、ナチュラルな雰囲気を出すのが難しいことがあります。
大きなグループや広いシーンを撮影するのが難しいことがあります。
自然はどこまでも広大で、多様なシーンが演出できますからね。
さらに、スタジオのレンタル費用がかかる場合があるため、予算に影響を与えることがあります。
最後の費用が生じるのは仕方ないですよね。
だから、フォトスタジオを利用する場合は、広告・宣伝のための写真撮影が主となります。
以上、デメリットをまとめますと、
1. 自然な雰囲気が出にくい。
2. 限られたスペースである。
3. 追加費用が発生する。
以上のように見てみると、撮影場所をフォトスタジオにするか、屋外にするのかについては、それぞれに独自の魅力があるため、撮影する目的やスタイルによって選ぶと良いでしょう。
フォトスタジオでの照明の重要性
冒頭でも述べましたが、スタジオ撮影の際には、照明機材が重要な役割を担うということです。
つまり、光の回し方や照明の当て方、そして、自然光を再現するということです。
プロフォトグラファーのTakumaさんは、上のYouTube動画の中で、次のように述べています。
どちらが自然光を使ってそのまま撮影している映像で、どちらが照明を使って撮っている映像かお分かりになりますでしょうか?
はい正解は今観ていただいている、こちらの画面(Video1)が照明を使ってライティングしたもので、こちら(Video2)が自然光を使ってライティングしたものになります。
皆さんがどちらが自然光を使ったもので、どちらが照明を使ったものか分からなければ自分の思惑通り・・・
と言っています。
また、上のyoutube動画は、撮影での照明の当て方やライト機材選びで悩んでいる方に参考になるようにとのことで配信されています。
YouTubeの撮影では自然光を利用すると、とても綺麗に映るので良かったが、その日の天候に大きく依存してしまい、毎回明るさや質感や色温度が違っていたし、太陽の出入りが激しい日は、特に撮影がしにくいと常々思ってい他とのこと。
そこでライトを購入して安定した自然光を表現しようと、Godox FV150という照明機材を購入したということです。
詳細は、上のYouTube動画を是非ご覧頂きたいですのですが、自然光の再現性が得られる照明として、Godox FV150を紹介されています。
ということで、動画の中で紹介されているGodox FV150については、再度ここでも書き留めておきましょう。
Godox FV150の特徴と優位性
Godox FV150は、LEDライトとフラッシュの両方の機能を兼ね備えたハイブリッド型のライトであり、映像制作と写真撮影の両方で使用可能なユニークな製品です。
主な特徴
◾️LEDライトとしての性能
色温度:5600K(±200Kの精度)で、日中光に近い自然な色合いを再現。
高い演色性:CRI(演色評価数)96+、TLCI(テレビ照明演色評価指数)97+と、非常に正確な色再現性を持つ。
調光機能:0%から100%までの調光が可能で、撮影の要件に応じて柔軟に調整可能。
◾️フラッシュ機能
フラッシュモードではLEDライトの明るさを8倍に増幅可能(最大出力)。
フリーズモード(高速シンクロ)をサポートし、動きの速い被写体をクリアに捉えられる。
連続フラッシュに対応しており、シーンのバリエーションに対応可能。
設計と操作性
◾️シンプルな操作
インターフェイスで、初心者からプロまで直感的に使用可能。
◾️Bowensマウント対応
各種アクセサリが簡単に装着可能。
◾️長時間仕様が可能
内蔵ファンによる効率的な放熱で長時間使用可能。
◾️ポータビリティ
比較的軽量(約3kg)で、持ち運びが容易。AC電源で動作するため、長時間撮影にも適している。
Godox FV150の優位性
多機能性: 動画と静止画撮影の両方に対応する設計により、これ1台で幅広いニーズをカバー。
経済性: 別々にLEDライトとフラッシュを用意する必要がなく、コストパフォーマンスに優れる。
耐久性: 高品質なLEDと優れた放熱性能により、長寿命で安定したパフォーマンスを提供。
そして、スタジオぶぶには、このGodox FV150があるのです。
YouTubeなどの動画制作において、本機種は使い勝手が良く、しかも、
動画の合間に写真撮影するような場合に、フラッシュ撮影ができるというものです。
確かに、これは便利ですよね。
冒頭で述べたように、フォトグラファーの方は自然光に拘って撮影されますが、Godox FV150は、自然光の中で撮影したように再現できると思います。
あなたも一度スタジオぶぶに来て、是非、Godox FV150を使用してみてください。
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