あなたは、自分のポートレート写真が欲しい時、プロのカメラマンが居る撮影スタジオ、いわゆる写真館で撮ることを想定しますよね?
あるいは、家族写真を撮る場合も同じように写真館で撮りますよね?
そして、その料金は3〜6万円かかることは覚悟していますよね?
そして、画像は大体3ポーズ程度、綺麗なフォトブックにしてもらい、後日、出来上がりを取りに行きますよね?
カメラはフィルムからデジタルに大きく変わっているのに、個人の写真撮影、特に家族写真というものは、昭和の時代からあまり変わっていないように思うのです。
一方、セルフ撮影は、韓国で生まれた写真の撮り方で、タイマーで撮るのではなく、有線のシャッターを使って本格的な一眼レフカメラで自分たちを撮るという、プロのカメラマンによらない撮影法です。
日本でも安価に簡単に本格的なポートレート写真が撮れるということで若い人を中心に広がっていますが、小さな個室で友達や恋人たちの二人だけのセルフ写真が多いように思われます。
セルフ撮影自体は、実は、それほど一般的なわけではなく、家族で撮る場合は、セルフ撮影は敬遠され、プロのカメラマンに撮ってもらう方が良いと考えている人が多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、カメラマン常駐のフォトスタジオでの撮影とセルフ写真館のそれぞれのメリットとデメリットを述べた上で、コストだけではなく、実は撮影環境も大きく異なることを解説したいと思います。
セルフ撮影のメリットとデメリット
セルフ撮影とは?
セルフ撮影は、定義としては、自分自身を被写体として写真や動画を撮影する行為を指し、主にカメラやスマートフォンを使って行われ、“自撮り”とも呼びますよね。
セルフ撮影には、実は様々な方法やスタイルがあり、目的や使用する機材によって異なります。
その中で、お隣の韓国で生まれたセルフ撮影の方式の一つとして、「セルフフォト」または「セルカ(セルフカメラ)」が挙げられます。
この方式は特にK-POPアイドルを中心に広がり、独特なスタイルとして定着したと言われています。
少しだけ、その経緯などに触れてみたいと思います。
韓国のK-POPアイドルグループが、自分たちのCDやアルバムの特典として「セルフ撮影」写真を取り入れたことが起源と言われています。
一種のプロモーション手法ですね。
元々は、一部のK-POPアイドルのメンバーがカメラの有線リモコンや手持ちシャッターを使って、セルフで撮影した写真をフォトカード(トレカ)やアルバムの一部に使用したら、自然体で親しみやすい表情やポーズがファンに受け入れられ、「アイドルとの距離が縮まる」という感覚で一気に広まったとされています。
リモコン・シャッターを使えば、手元でスマートフォンやカメラのシャッターを簡単に操作することができます。
これにより、今までのタイマー式ではなく、手軽に自分のタイミングで撮影が可能となったのです。
面白いのは、有線のリモコン・シャッターを手に持つことで、アイドルらしい個性的なポーズが取りやすい(?)、手元に持ったリモコンが見えることで、セルフ撮影であることを強調するユニークな要素となったということです。
つまり、プロによる演出写真と異なり、セルフ撮影ではナチュラルな表情や日常感のある構図が魅力として注目されたのです。
撮影者本人が主体的に構図を決めるため、カジュアルな雰囲気が強くなります。
そのことが、ファンにとっては「等身大のアイドル像」を感じられるとして、特に人気を博しました。
この方式は、K-POPアイドルの間で広がり、アルバム購入者への特典としてセルフフォトカードが付属する形式が一般的になり、SNSでのシェアが進んだことで、一般の若者の間にも「セルフフォト」文化が浸透したということです。
そして、日本でもK-POP人気の高まりと共に、セルフ撮影スタイルが注目されるようになったと言います。
こうして、K-POPアイドルに影響を受けた日本のアイドルグループも同様の撮影手法を取り入れるようになりました。
すると、一気に拍車がかかり、アイドルファンだけでなく、一般の若者も“韓国式セルフ撮影に挑戦”し出したのです。
このようにして、日本でも独自のスタイルを楽しむ新たな撮影文化が形成されたということです。
さて、ここで重要なことがわかりました。
セルフ撮影は、
“プロによる演出写真と異なり、ナチュラルな表情や日常感のある構図が魅力”であること
“自然体で親しみやすい表情やポーズ”が強調される
ということです。
そこで、ここでは、韓国で生まれた写真の撮り方、すなわち、個室やスタジオで、しかも一眼レフカメラを用いた撮影をセルフ撮影ということにします。
つまり、タイマーで撮るのではなく、有線や無線のリモコン・シャッターを使って本格的な一眼レフカメラで自分たちを撮るという、プロのカメラマンによらない撮影法です。
日本でも安価に簡単に本格的なポートレート写真が撮れるということで若い人を中心に広がりつつありますが、小さな個室で友達や恋人たちの二人だけのセルフ写真が多いように思われます。
ここスタジオぶぶでは、ワイヤレスシャッターリモコンを用いてプロ仕様の一眼レフカメラで、しかも本格的なフォトスタジオで、自分自身のポートレートを撮ることができます。
フォトスタジオのセルフ撮影機材
当スタジオのセルフ撮影用機材です。
500WのナンライトLEDで、かなり明るく照らします。
したがって、顔の皮膚の状態が綺麗に撮れます。
カメラは、SONY α7Ⅳでプロ仕様のカメラです。
3300万画素の高精細な画像が得られます。
機材の構成は、上から、ランタン、500WのナンライトLED、カメラ固定器具、ナンライトの電源盤、モニター(ファンダーで覗いた際に見える被写体の様子がそのまま映る)、移動式三脚。
セルフ撮影の特徴
【セルフ撮影の主な方法】
手持ち撮影(自撮り)
スマートフォンや小型カメラを手に持って撮影する一般的な方法。
簡単で手軽だが、構図や手ブレが制限される場合もある。
三脚や固定具を使う
カメラやスマートフォンを三脚に固定してセルフタイマーやリモコンを使用する方法。
両手が自由になり、構図やポーズにこだわれる。
ポートレートや全身写真などが撮りやすい。
リモート操作
スマートフォンやカメラに対応するアプリやリモートシャッターを使って撮影。
シャッターチャンスを自在にコントロールできる。
より自然な表情やポーズを引き出せる。
ミラー撮影
鏡を使って自分の姿を写し込みながら撮影する方法。
スマートフォンやカメラでそのまま反射を撮る。
当スタジオでは、上記2と3を駆使したセルフ撮影です。
【セルフ撮影の目的】
SNS投稿
プロフィール写真や日常のスナップをシェアするため。
記録や思い出作り
自分の姿を記録に残すためや、旅行先での風景と自分を一緒に撮るため。
芸術作品や自己表現
ファッションやライフスタイルを強調するため、またはアート作品としての撮影。
自己分析
姿勢や動きを確認するためにセルフ撮影を行う(ダンスやスポーツの練習など)。
【セルフ撮影のコツ】
良いライティングを確保する
自然光やリングライトを使い、顔や体の陰影をバランス良く整える。
構図を工夫する
三分割法などの基本的な構図ルールを意識する。
背景やカメラの角度も重要。
リモート機能を活用
タイマーをセットしたり、リモートシャッターを使うことで自然な表情や動きを撮影。
背景や環境に注意する
撮影場所を整理し、不要なものが写り込まないようにする。
編集で仕上げる
撮影後に明るさや色味を調整することで、写真のクオリティを上げられる。
当スタジオでは、上記1〜4を駆使できます。なお、5は各自でお願いしています。
セルフ撮影は、現代のカメラ性能の向上や撮影機材の技術進化により手軽で楽しいアクティビティとなっています。
少し工夫するだけでプロフェッショナルな仕上がりを目指すことも可能です!
セルフ撮影とプロカメラマンに依頼する撮影との比較
さて、ここからは、ポートレート写真撮影における「プロカメラマンに依頼する撮影」と「セルフ撮影」の違い、ニーズ、そして利用者数について以下に詳しく説明します。
1. プロカメラマンに依頼しての撮影
特徴
技術と経験:プロは光の使い方、構図、ポージングの指導、背景の選定など、写真を芸術的かつ洗練された仕上がりにするスキルがあります。特にライティング技術や高性能な機材を使用した結果、被写体の魅力を最大限に引き出します。
カスタマイズ可能:利用者の希望や目的に応じて、スタイルを柔軟に変えられるのも特徴です。たとえば、ビジネス用ポートレートやウェディング写真など、特定の用途に合わせた撮影が可能。
アフタープロセス:撮影後のレタッチや編集も含めて依頼できるため、完成度の高い写真が提供されます。
ニーズ
用途: ビジネスプロフィール、結婚写真、記念写真、SNS用プロフェッショナル写真、芸能活動用
ターゲット: 企業経営者、婚活中の人、タレント・モデル、インフルエンサー
利用者数(推定)
日本国内での正確な統計は限られますが、ビジネスプロフィール写真市場や記念撮影市場は一定の需要があり、特に婚礼関連では年間50~60万組の挙式が行われるため、その大半がプロカメラマンを利用しています。さらに、LinkedIn *などの普及で、ビジネス写真需要が増加しています。
* 仕事やキャリアに関心がある人々がつながるためのプラットフォーム。個人のプロフィールを作成し、学歴や職歴、スキル、実績などを公開できる。
2. セルフ撮影
特徴
低コスト:スマートフォンや三脚、セルフタイマーアプリなどを使えば、撮影コストをほぼゼロに抑えられます。
自己表現:好きな場所や時間で自由に撮影できるため、自分の個性やアイデアを反映しやすい。
手軽さ:手間をかけず、自分だけで完結できるので、スケジュール調整が不要。
ニーズ
用途: SNS投稿、カジュアルなプロフィール写真、趣味の写真、友人との記念撮影
ターゲット: 若年層、学生、気軽に楽しみたい人、コストを抑えたい人
利用者数(推定)
セルフ撮影の普及はスマートフォンのカメラ性能向上とともに急速に拡大しています。日本ではSNSユーザー(InstagramやTwitter)が約8000万人以上とされ、その多くがセルフ撮影を利用していると推測されます。
プロとセルフの選択基準
プロを選ぶべき場合:重要なイベント、公式な目的、品質が重要な場合(例: 就職活動、婚礼写真、広告用撮影)
セルフ撮影を選ぶ場合:気軽さを優先、コストを抑えたい、日常の記録を目的とする場合(例: 日常のSNS投稿)
今後の動向
プロの撮影はAIによる自動レタッチ技術などでさらなる効率化が進む一方、セルフ撮影もアプリやフィルターの高度化で品質が向上。
ハイブリッド型のサービス(例: セルフ撮影用スタジオ)が増加しており、両者の境界線が曖昧になる可能性があります。
ニーズや目的に応じて選択するのが賢明と言えます。
当スタジオは、レンタル撮影スタジオである一方、セルフ撮影スタジオとしても運営しています。
新宿エリアでおすすめのセルフ撮影スタジオは「スタジオぶぶ」!
スタジオぶぶでは、「15分間撮り放題プラン」が1,500円(税込)、「ご家族撮り放題プラン」がご家族様1組1時間で6,600円(税込)、「着物de撮り放題プラン」がレンタル正絹着物と着付け込みでお一人様9,900円(税込)といったセルフ撮影プランをご用意しております。
スタジオぶぶは、本格的なフォトスタジオなので、テザー撮影で自分のポートレート写真を撮ったその場で確認しながらセルフ撮影ができます。
つまり、他とは違う本格的なセルフ撮影なんです。
一眼レフカメラSONY α7Ⅳで撮影するフォトグラファーの設定をそのまま同じようにセッティングしています。さらに美肌効果も設定していますので、まるでプロが撮影したように綺麗なセルフ写真が撮れます。
しかも、ワイヤレス設定でテザー撮影ができますので、セルフ撮影で撮った瞬間にそのポートレート写真が確認できます。
スタジオぶぶでは、大きなクリスマスツリーのある子供部屋の背景スクリーンを無料でレンタルできます。
クリスマスの雰囲気のある写真を安く撮りたい!
だったら、スタジオぶぶにお任せください!
セルフ撮影スタジオをお探しの方は「スタジオぶぶ」までお越しください!
Comments