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プロのフォトグラファーや映像クリエイターはもちろん、趣味の範疇で写真撮影や動画撮影される方にとっても撮影スタジオは重要な選択肢になります。
現在、国内各所に存在する撮影スタジオは多種多様で利用料金も様々です。利用する側にとって撮影環境のみならず、その利用料金は大変気になりますよね?
特に、商用利用の場合は、撮影予算があるわけで、当然、リーズナブルな料金である必要があります。
そこで、今回は、写真や動画の撮影者数が国内でいちばん多い都内に絞って、レンタル撮影スタジオの相場感を調べてみました。
都内のレンタル撮影スタジオの料金相場
国内のレンタルスペースのポータルサイトでは、最もポピュラーなスペースマーケットに掲載されている撮影スタジオを調べてみました。
ただし、都内全域ですと、2千件以上もの膨大な数の撮影スタジオを調査することになるので、当該撮影スタジオの立地エリアである新宿区に限定し、スタジオの広さも20〜60㎡までに絞って調査しました。
なお、撮影スタジオには、大まかに分類すると、白ホリゾントスタジオとハウススタジオの2種類が存在します。
上は、左が白ホリゾントスタジオで、右がハウス(型)スタジオの例になります。
このことは、以前のブログで説明しましたよね?
ですので、ここでも、その2種類のレンタル料の相場感を比較できるようにしました。
スタジオの種類 | 広さ(㎡) | 場所 | 1時間の平均単価 |
---|---|---|---|
白ホリスタジオA | 20 | 新宿西口徒歩5分 | ¥2,500 |
白ホリスタジオB | 40 | 新宿三丁目徒歩3分 | ¥6,500 |
白ホリスタジオC | 33 | 四谷三丁目徒歩1分 | ¥2,350 |
スタジオぶぶ | 44 | 大久保駅徒歩5分 | ¥4,030 |
白ホリスタジオD | 47 | 初台駅5分 | ¥4,600 |
白ホリスタジオE | 48 | 初台駅5分 | ¥5,200 |
白ホリスタジオF | 56 | 四谷三丁目徒歩5分 | ¥4,800 |
白ホリスタジオG | 54 | 初台駅徒歩10分 | ¥3,850 |
白ホリスタジオH | 60 | 代々木駅徒歩1分 | ¥7,650 |
白ホリスタジオI | 36 | 神泉駅徒歩1分 | ¥3,869 |
ハウススタジオA | 22 | 西新宿駅徒歩3分 | ¥1,350 |
ハウススタジオB | 25 | 新宿三丁目歩30秒 | ¥3,750 |
ハウススタジオC | 25 | 西新宿徒歩2分 | ¥2,300 |
ハウススタジオD | 27.6 | 大久保駅徒歩3分 | ¥2,627 |
ハウススタジオE | 20 | 新大久保駅徒歩3分 | ¥1,950 |
ハウススタジオF | 20 | 新宿三丁目徒歩1分 | ¥2,600 |
ハウススタジオG | 30 | 東新宿徒歩5分 | ¥2,350 |
ハウススタジオH | 33 | 初台駅徒歩12分 | ¥4,677 |
ハウススタジオI | 42 | 原宿駅徒歩3分 | ¥2,100 |
ハウススタジオJ | 50 | 大久保駅徒歩5分 | ¥3,400 |
ハウススタジオK | 50 | 早稲田駅徒歩3分 | ¥4,200 |
散布図にしてみますと、
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これらからわかるように、白ホリスタジオの方が全体的にスタジオレンタル料が高めであることがわかります。
その中で「スタジオぶぶ」はリーズナブルな価格を実現しています。
レンタル料が安価な撮影スタジオと高価な撮影スタジオの違いは?
ここでは新宿区にある撮影スタジオについてですので、固定費として新宿区では高めの家賃が想定されますが、それは両者同額だと見積もった場合を考えてみます。
そうしますと、設備が本格的な撮影用の照明器具であったり、R面のホリゾント壁だったり、背景紙や背景布が設置されていたりとハウススタジオの調度類や備品に比べて高価であることが要因だと思われます。
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上の写真は、スタジオぶぶにある撮影用機材
また、利用するお客様も白ホリスタジオではECサイト用の商品撮影やファッション誌のモデルの撮影だったりで、商用利用が主なケースが多いと思われます。
最近では、動画配信用の撮影がスタジオで成される場合が多く、その際、グリーンバックが必要になります。
そのセッティングは、白ホリスタジオに用意されていることが多く、自然と動画撮影は白ホリスタジオに集中することになります。
一方、ハウススタジオでは、コスプレや推し活など一般のお客様が趣味で撮影する場合が多いと考えられます。
このように、白ホリスタジオは、商用利用が多く、照明機材のメンテナンス費用も含めて考えるとレンタル料は高めに設定されることが多いと思われます。
あなたに合ったレンタル撮影スタジオの選び方
あなたがもし、ECサイトを運営されているとして、販売する洋服や帽子の写真を撮影する場合、その商品を素晴らしく見せるように目立たせなくてはなりませんよね?
それには背景は白でなくてはなりません。
華やかな背景だったり、色の強い背景色だったりすると、撮影する商品が目立たなくなってしまいます。
つまり、照明をしっかり効かせて色調や布地がわかるように撮影する必要があります。
その上で、着こなし感を演出してファッション性をアピールする必要があります。
白ホリスタジオが選ばれるのは、ポートレート撮影する上で商品の洋服や、またモデルさん自身を綺麗に引き立たせなくてはならないからだと考えられます。
今度は、あなたがもし、趣味でコスプレのモデルさんを撮影すると想定した場合は、どんなシチュエーションがいいですか?
そこに一種の物語、つまりストーリー性を重視したりしませんか?
コスプレのテーマのファッションが引き立つ部屋だったり、椅子やソファだったり、アンティークな飾りだったりが重要だったりしませんか。
つまり、調度類との調和からストーリーが読み取れる空間作りが重要になってくると考えられます。
それは、まさにハウススタジオが理想的といえます。
いろんなストーリーが演出された部屋作りとなっていますので、撮影するコスプレのテーマに合ったハウススタジオを選ぶことになるでしょう。
都内のレンタル撮影スタジオを選ぶならスタジオぶぶへ!
当レンタル撮影スタジオはフォトグラファーの方により良い撮影環境をご提供します。
JR大久保駅から徒歩5分のところでありながら閑静な住宅街の中にある半地下の撮影スタジオです。
白ホリゾント風のエリアと柔らかな自然光が差し込むハウスエリアを有しており、クリエイティブな 撮影ができる空間作りを心掛けています。
当レンタル撮影スタジオは白ホリエリアがあり、背景紙は白色はもちろん、グレーやブルーもあって、さらに、白の漆喰壁もありますので、ポートレート撮影や商品撮影に適した空間です。
そして、強力な照明機器ー2灯のストロボ(Godox QT400Ⅲ)とアンブレラ、LED空間照明300Wと500Wが2灯ずつ、大中小のソフトボックスーによってできる光の回し方による演出が可能です。
例えば、2灯のGodox QT400Ⅲにアンブレラを装着して、ワイヤレスフラッシュトリガーによるシンクロフラッシュ撮影が可能です。
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また、当レンタル撮影スタジオには、白を基調としたお姫様の部屋をイメージしたハウスエリアがあり、撮影の演出に利用できます。
このエリアは半地下特有の柔らかな自然光が差し込み、特に夏から秋にかけてドクダミの蔦が窓に絡み、独特の光と影の演出が可能なエリアでもあるんです。
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そして、白の壁に溶け込むように調度類も白に統一しています。
アンティーク風の猫脚テーブルと猫脚椅子、白のアンティーク風チェストや姿見鏡、そしてエンゼル彫刻のある白のマントルピースを設置。
樋面には白のリボンを模したソファーとクッションを置いて、お姫様の部屋をイメージしました。
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あなたが描くストーリーに合っているのなら、是非、スタジオぶぶにお越しください。
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